男性は上位しか旨味がない厳しい世界
パレートの法則を聞いたことはありますか?
それは上位20%が全体の成果の80%を握っているという法則です。
ビジネスにおいてよく使われるキーワードであり、上位層をどれだけ囲えるか企業は努力しています。
なぜこの数値になるのかは分かりませんが、人間社会というものは上位20%が多くを独占できるようになっています。
それは恋愛面でも経済面でも同じです。
18歳から34歳までの未婚の男女に「恋人、もしくは婚約者がいるか?」とアンケートを取ると男性は20%台、女性は30%台がいると回答するそうです。
男女に10%前後の差が生じる理由はモテる上位の男性が複数の女性と付き合ったり、セフレとしているからです。
女性がよくいう「普通の男性」というのが男性の中央値から大きく外れている理由は、上位20%に入って「普通レベル」だと考えているからです。
とはいえ現時点では女性は40歳の時点で約70%は結婚しています。
上位20%のモテ男が良いと思っても、その上位の男性からは遊び相手にしかなれない、または相手にされない。
高望みしても無駄だと悟って自分が中年のおばさんになる前に上位ではない男性と真剣に向き合うことになります。
つまり70%以上の女性は、きちんと自己評価が出来ていて、自分の魅力で捕まえられる範囲の中で男性を選び、結婚したことになります。
男性は女性より許容範囲が広いため、高望みをしなくなった女性とマッチして結婚することになります。
恋愛にしても、結婚にしても、男性と女性はかなり考え方に違いがあります。
恋愛という分野に関して言えることは、女性にとってはマジョリティ(過半数が参加できる世界)ですが、男性にとってはマイノリティ(少数派しか参加できない世界)だという事です。
社会人になってから恋愛市場で戦うならルックス、経済力、コミュ力を磨いて上位に食い込むしか道はありません。
中央値以下の魅力の女性なら片目を瞑ってくれて受け入れてくれるかもしれませんが、上位にいる女性ほど、上位の男性からアプローチを受けているので自分磨きをしない限り、恋愛対象に入ることはありません。
経済面でも上位と下位ではっきり分かれていく
この資産ピラミッドは野村総合研究所が作成した有名な図です。
ざっくり日本人の上位3%が億単位で金融資産を保有する富裕層、上位20%強がアッパーマス層以上、下位80%弱がマス層となっています。
3000万円という線引きは切りが良い数値だからだと思いますが、実際に3000万円を優良な投資信託にするだけで月平均10万円以上の利潤を生むことが期待できるため、資産形成が本格的に加速する資産額になっています。
一般的な庶民(マス層)とは違う資産形成のステージになるというのがアッパーマス層以上のクラスです。
面白いのがここでもパレートの法則のとおりに分かれています。
経済面においては恋愛面より格差社会になります。
恋愛ならどんなにモテる男性でも体は1つしかないので10人の女性と同時に付き合う事は不可能だと思いますが、金融資産なら平均的な男性の10倍どころか、100倍以上でも保有することが出来るからです。
実際に格差が少ない日本社会でもマス層下位と平均的な富裕層を比べたら100倍以上の差はあると思います。
資産形成は長期的な視点が必要なのでルックスを整えて、収入を上げる努力をしてから収支バランスを良くし、投資に資金を回しながら少しずつ資産を積み上げていくしかありません。
男性にとって、恋愛も経済も過酷な競争社会であり、生まれ持って恵まれた人以外は誰もが相当な努力が必要となります。
ただ上位20%に入るのは多くの男性が可能だと考えています。
努力は報われるという言葉が当てはめることができる範囲だと思います。
過酷な競争社会ではあるが、無理ゲーではありません。
30代・40代向けのブログなので10代・20代の若者より劇的に人生を変えるのは難易度が高いです。
これは多くの男性が年を取れば取るほど分かると思います。
ただ上位20%に食い込むなら私は可能だと考えています。
それは日本人男性の80~90%は生きるために最低限の努力しかしていないか、半分人生を諦めたかのように生きているからです。